傑作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」出演俳優が死去

2/7 00:30 掲載
傑作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」出演俳優が死去

英俳優P.H.モリアーティが死去した。86歳だった。クライムアクション映画「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(1998年)の"ハチェット"ハリー・ロンズデール役などで知られたモリアーティが、妻に見守られながら静かに息を引き取ったことを、故人が生前支援していた男性がんチャリティ団体オーキッド・キャンサーが伝えた。

ロンドンで生まれたモリアーティは、ボクサーや港湾労働者として働いた後、50年代に俳優業に専念するようになり、数十年にわたるキャリアの中で、数々の有名な映画やテレビ番組に出演した。  

ザ・フーの同名のロック・オペラを基にした1979年の英映画「さらば青春の光」で映画デビューを果たしたモリアーティは、ボブ・ホスキンスやヘレン・ミレンと共演した「長く熱い週末」が転機となり、「ジョーズ3」やガイ・リッチー監督作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」など様々な作品に出演した。

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