“SNSの批判の声”世間は聞きすぎなのでは? 山崎怜奈が持論
タレントの山崎怜奈(27歳)が、11月7日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。「SNSに書き込まれた批判の声を、世間は聞きすぎなのでは?」という意見に対し、持論を語った。
番組はこの日、設立10年以内で評価額10億ドル以上の未上場企業、いわゆる"ユニコーン企業"の数が、アメリカは677社、中国は165社あることに対し、日本では8社と少数にとどまっていることに注目。日本で新規事業やスタートアップが育ちにくい理由を考えた。
山崎怜奈は「新しい芽を摘むような空気感が変わらないと、日本で新しいイノベーションを起こそうとする人がいなくなるのでは?」と危機感をあらわにし、「新しいことをやろうとしている人は、批判する人たちよりもはるかにリスクを考えているし、試行錯誤をしてきている。それなのに上っ面だけを見て、芽を摘むような風土はなくなって欲しいとすごく思う」とコメントした。
また、出演者から「SNSに書き込まれた批判の声を、世間は聞きすぎなのでは?」という意見が出ると、山崎は「どの業界でも、SNSの投稿が民意だと受け取り過ぎているフシがあるように感じる。SNSで議論がものすごく高まっているように見えたり、1つの意見が強く見えたりしていても、その人のアルゴリズムから導かれた内容にすぎない。SNSの意見が民意だと思っても、現実社会とのギャップも生じていることもあるわけで、それをなんでこんなに気にしなければならない世の中になったんだろう? SNSのその先に世論は広がっているはずなのに…」と疑問を浮かべた。
これに加えて、山崎は「『SNSの声なんて、気にしなければいい』というメンタルを持つことはもちろん大事。だけど、人は1人で生きているわけではなく、社会の中で生きているので、どうしても気にしちゃうんだと思う」とした上で、「新規事業を支援する人たちには、SNSの声だけではなく、『自分たちはどう思うか』という軸を強く持っていて欲しいと思う」と話した。