北斗晶“愛犬との最後”告白し号泣「改めて命を大切にしなければいけないと思った」

10/23 23:57 掲載
北斗晶“愛犬との最後”告白し号泣「改めて命を大切にしなければいけないと思った」

タレントの北斗晶(57歳)が、10月23日に都内で行われた映画「DOG DAYS 君といつまでも」(11月1日公開)のプレミア先行試写会に登壇。愛犬との最後を告白し、涙を流した。

孤独を抱えた人々とチャーミングな犬たちの偶然の出会いが奇跡を起こす、とびきり愛おしいハートウォーミングな韓国映画「DOG DAYS 君といつまでも」。愛犬家であり、韓国エンタメが大好きという北斗は、イ・ミンホ目当てで「パチンコ」を観て、本作に主演するユン・ヨジョンに心を奪われたという。

「素晴らしい俳優さんだと思ったし、映画『ミナリ』で第93回アカデミー賞助演女優賞を受賞した際に『今頃私の魅力に気づいたんですね』というスピーチをされて。私そういう人大好きだから応援したくなった」とリスペクト。

本作については「この映画のトークショーならば絶対にやる!」と言わしめたほどのお気に入り作品だとPRした。

現在はイングリッシュブルドック3匹を飼っているという北斗だが、「犬は人と人を繋いでくれる。長男が反抗期で口をきいてくれなかった時に、フレンチブルドッグの花(はな)が来てくれて、家族が温かくなりました。そして私がガンになって休業した時、抗がん剤で髪の毛がなくなった頭をペロペロ舐めて外へ誘ってくれたのも花でした」と回想して号泣。そんな花は、最近急逝してしまったのだという。

北斗は「この映画を観て、この子たち(飼い犬)と一緒にいる時間を大切にしなければと感じました。そして愛犬って素晴らしいと思いました」と考えさせられたそうで、「愛犬が喋れるならば『痛い』『苦しい』という事を伝えてくれたらと思う。花の最期に立ち会った際、先生に『苦しいですか?』と聞いたら『苦しいと思います』と言われました。その瞬間にさよならする覚悟が出来ました。それはこの映画を観たからだと思います。だからこそ日本でも大ヒットしてもらいたい」と力を込めた。

また、本作品のタイトルにちなんで「いつまでも大事にしたいもの」を発表。北斗は「命」と書いて「愛犬の花を亡くして、改めて命を大切にしなければいけないと思った。命=時間。私はいつまでも共に生きていけると思っていて、時間はいつまでもあると思い込んでいました。花がいなくなって1か月も経っておらず、いないことにまだ慣れていないからこそ余計にそう感じるのかもしれません。だからこそ優しく生きていきたいです」としみじみ語った。

最後に北斗は「観客の皆さんの中には愛犬家の方もいるかもしれませんが、時間を大切にしてください。悩んでいる方にもこの映画を薦めていただきたいです。私はこの映画がヒットしてくれなかったら困ります。なぜならば、私は人前で泣かないから。ただ今日は泣いてしまったので。たくさんの方々に薦めて、観ていただきたいです」と照れ笑いを浮かべながらアピールした。

映画「DOG DAYS 君といつまでも」は、11月1日の"犬の日"に新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

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