仲野太賀、米空港で係官が俳優かを確認「キョウカラ…オレハ?」
俳優の仲野太賀(31歳)が、10月13日に放送されたトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。米国に木刀を持ち込む際、空港の荷物検査でのやり取りについて語った。
番組は今回、映画「十一人の賊軍」でダブル主演を務める仲野太賀、山田孝之、そして共演の岡山天音がトークを展開。仲野は剣術道場の道場主という"剣の達人"の役ながら、殺陣に初挑戦で、クランクインの約半年ほど前から稽古をしていたという。
仲野は「正直、(剣を)振りゃ何とかなると思ってたんですよ。運動神経もそんな悪くないし」と当初は軽い気持ちでいたそうだが、実際に稽古を始めてみて「あまりの出来なさに…。最初の稽古に白石(和彌監督)さん見に来てて、顔が真っ青になってる、白石さんの。"達人"の役でキャスティング間違えた…みたいな顔されてて、もうごめんなさい!と思って。『絶対しっかり練習するんで、本番は大丈夫です』とか言って」と話し、必死に練習したと語る。
ただ、稽古の期間もほかの仕事はあり、「本多劇場で、そのときお芝居やってたんだけど、本多劇場で(剣を)振ったりとか。海外行ったタイミングもあったんですけど、ちゃんと持ってきました。木刀」とコメント。
ほかの2人から「やばいな、海外に」「それ持っていけるんですか? 木刀とかって」と素朴な疑問が出たが、仲野は「一応調べて、どうやらいけそうだ」ということで、米国の空港に荷物検査で出したところ「『ん? なにこれ?』。で、俺も英語そんなわかんないけど、『ジャパニーズ アクター!』みたいな。なんかパソコンで、なんかあるじゃん、データベースが。俳優の。それにたまたま俺、名前入ってて。『ン? タイガ? ナカノ?』『イエスイエス!ミーミーミー!』みたいな。『キョウカラ…オレハ?』『イエス!ミー!イエス!』って言って。『あなた本物ね。がんばって!』みたいな感じで通った」と語った。