巨大な“素っ裸のドナルド・トランプ氏の像”出現、米共和党「嘆かわしい」
10/4 16:53 掲載
"素っ裸のドナルド・トランプ氏の像"について、米共和党が「嘆かわしい」と烙印を押した。
ラスベガス近郊の高速道路からすぐの土地に、高さ約13メートルの一糸まとわない姿で「前ならえ」の姿勢を取り、首をかしげるトランプ氏の丁寧に色付けされた像が出現。設置の理由は不明となっている。
ネバダ州共和党は「この嘆かわしい像を強く非難します」と声明を発表し、「意味のある会話」が目的ではなく「衝撃を与えるためのもの」だとし、「家族連れがラスベガスをドライブしている間、この不快なマリオネットが目に飛び込むことを余儀なくされます」と難色を示している。
この裸像プロジェクトを担当した匿名アーティストの広報はこのインスタレーションアート作品が「Crooked and Obscence(偽りと卑猥)」と呼ばれていると発表。像は今週中に撤去され、「スイング・ステート(共和党、民主党の支持率が拮抗している州)」に運ばれる予定だったようだ。
広報はテレビ局KSNVにこう話す。
「像は高さ約13メートル、幅約3メートル、重さ約2722キログラムで、鉄筋の上に発泡スチロールで出来ています」
会話を白熱させるのが目的だという像だが共和党は不満げだ。
「トランプ大統領と共和党はインフレを抑え、国境を守り、雇用を作り出し、全てのアメリカ人に明るい未来を約束することに集中しています。民主党、特にカマラ・ハリスは実質よりも衝撃効果を優先し続けています」