ミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイ、“映画共演”計画も口論でお流れ

9/22 00:51 掲載
ミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイ、“映画共演”計画も口論でお流れ

ミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイが、殺人ミステリーでの共演を計画していたという。

ザ・ローリング・ストーンズのミックと、2016年に他界したボウイは、有名作家のリンダ・ラ・プラントと映画製作について話し合いの場を持ったものの、「二日酔い」だった2人がストーリーと自身の演じるキャラクターについて口論を始めたため、お流れとなってしまったそうだ。

デイリー・ミラー紙によると、ラ・プラントの新刊「ゲティング・アウェイ・ウィズ・マーダー」にはこう書かれているという。

「ミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイが、新作映画について話し合うために会いたいと連絡がきた。犯罪スリラーらしい」
「正式に日程が決まり、その日のためにスイートルームが予約されていたロンドン中心部のホテルに向かった」

しかし、2人は「明らかに二日酔い」の様子で、その薄っぺらな提案内容にも困惑したそうで、「私は『どんなストーリーを求めているんですか?』と聞いた。するとジャガーが『犯罪ミステリーみたいなもの』と答えた。私が『ツアー中の?』と尋ねられると『そうだ』」と答えたというが、「ボウイは『違う、違う』と首を振り、『オリエント急行での殺人だよ』と言った」「するとジャガーが顔をしかめた。そして『デヴィッド、違うだろ。オリエント急行はやめることにしたじゃないか』と言ったが、ボウイは聞こえなかったかのように『良い映画になると思ってさ。アガサ・クリスティがやっただろ?』と続けた」「私はただ座って礼儀正しく微笑んだが、正直言って、それが彼らのビッグアイデアだなんて信じられなかった」と綴られている。

さらにロックスターを演じたいのかと尋ねると、本人役はやりたくないと言われ、その後は長い沈黙となったため、「我慢の限界」がきたラ・プラントは、考えがまとまったらまた話し合うことを提案してその場を去ったというが、結局そのまま話は流れたという。

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