“グラミー賞受賞の大ヒット曲”がブルーノ・マーズの曲を盗作? 訴訟沙汰に

9/18 06:15 掲載
“グラミー賞受賞の大ヒット曲”がブルーノ・マーズの曲を盗作? 訴訟沙汰に

マイリー・サイラスが、昨年のヒット曲「フラワーズ」の著作権侵害で訴えられた。マイリーの同曲がブルーノ・マーズの2012年の曲「君がいたあの頃に」のメロディ、ハーモニー、歌詞を盗用しているとして、ブルーノの同曲の著作権をシェアしているとされるテンポ・ミュージック・インベストメンツが訴訟を起こしたと米ゴシップサイト・TMZは伝えている。

「フラワーズ」の歌詞には「君がいたあの頃に」のそれの言い換えのような箇所があり、「君がいたあの頃に」でブルーノは「君に花を買い、手を握るべきだった」と歌い、「フラワーズ」でマイリーは「私は自分で花を買うことができる。自分の手を握ることができる。あなたがするよりずっと素晴らしく自分を愛することができる」と歌っている。

第66回グラミー賞の最優秀レコード賞など多くの賞を受賞した「フラワーズ」だが、テンポ・ミュージック・インベストメンツはブルーノの曲がなければマイリーがこのような栄誉を得ることはなかったと主張、「『フラワーズ』は『君がいたあの頃に』なしでは存在しなかったことは、両曲の組み合わせ、数多くの類似点から否定できない事実」とTMZに話している。

現在、同社はマイリーに対して金銭的な要求のみならず、「フラワーズ」の演奏禁止を望んでいる状況だが、この訴訟にブルーノは参加していない。

アルバム「エンドレス・サマー・バケーション」に収録されている「フラワーズ」は世界的なヒットを記録、当時その歌詞の内容はマイリーの元夫リアム・ヘムズワースに向けたものと噂されていた。

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