“靴下履いて寝る”体温調節に効果的、「睡眠に重要な役割」との研究
8/29 04:16 掲載
靴下を履くことで、涼しく寝ることが可能になるという。
ある研究によると、夜寝る際に足を覆うことで、窓を開けるよりも効果的に体温調節ができるそうだ。
イギリスで睡眠障害に悩む科学、医学、ヘルスケアで働く人々のための専門家組織ブリティッシュ・スリープ・ソサエティのリサ・アーティス氏はこう話す。
「夏に靴下を履いて寝ることで、体温調節に役立つのです。靴下は足を温め、血管拡張を促し、皮膚表面への血流を増加させます」
「これによって余分な体温が放出され睡眠に重要な役割を果たすのです」
睡眠テクノロジー企業Simbaの調査によると、夏の間イギリス人は毎月17時間の休息を失っているそうで、アーティス氏は靴下を履きたくない場合、全裸睡眠を勧めている。
「下着を着けないことで通気性が良くなり、肌の自然な呼吸が促進、汗もたまりにくくなります」
「睡眠は心身の健康にとって不可欠で、就寝の際の習慣を少し変えるだけで毎朝の目覚めや活力にかなり大きな影響を与えることができるのです」