野茂英雄氏とダルビッシュ有投手、“新旧好投手の投球成績”徹底分析
8/27 09:32 掲載
8月23日に放送されたスポーツ番組「MLB's ON FLEEK」で、野茂英雄氏とダルビッシュ有投手、新旧好投手の投球成績を徹底的に分析した。
番組は今回、日本人MLB選手のパイオニアである野茂英雄氏と、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手の投球成績を分析。2人の共通点は驚異の奪三振率にあり、シーズン最高防御率でも共に2点台(※年間100イニング以上のシーズンが対象)という異次元の成績を記録している。
与四死球率では野茂氏が4.17に対し、ダルビッシュ投手が3.23という数字を紹介すると、元メジャーリーガーの西岡剛は「この2人の場合は、制球が定まらなくて四球になったのではなく、勝負した結果の四球。レベルの高い数字で、『四球』という言い方がふさわしくない印象を受ける」と称賛した。
奪三振率では、野茂氏が8.73、ダルビッシュ投手が10.61というずば抜けた数字に。球種別投球割合を深掘りすると、ダルビッシュ投手は10種類もの球種を投げ分けていることが明らかになった。
お笑いコンビ・さや香の新山が「打者が球種を絞れずに三振するということ?」と質問すると、対戦経験のある西岡は「判断できなくて振り遅れたり、打者が『やられた!』という三振が多い」と証言した。