「野球はなんでAI審判を導入しないの?」元メジャーリーガー・川崎宗則の持論は…
8/21 16:06 掲載
元メジャーリーガーの川崎宗則(43歳)が、8月18日に放送されたスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(ABEMA)に出演。野球には「なんでAI審判を導入しないの?」との質問に答えた。
番組は今回「夏休みスペシャル」と題し、子どもたちに「スポーツに関する疑問」を大調査し、それに川崎と元サッカー日本代表の槙野智章が真剣回答。
野球少年が「第三者目線で観ていて、僕が反則だと思っても、そうではない時がある。AIの審判だったら、もっと完璧に審査できると思うけど、なんでAIを導入しないの?」と疑問を投げかけると、槙野は「人間がすることはどうしてもミスがあるから、AIや最先端技術を導入して、よりミスをなくすことは大事だと思う。そのためにはお金や経験が必要だけど。でも、サッカーでは徐々に導入されつつありますよ」と回答した。
続けて「個人的には、野球はAIを導入していいのかな? と思う」と持論を展開すると、川崎は「野球でも、韓国球界ではAIがストライク判定をするようになった。まだ判定に納得いかない部分もあったりするようで、今後どうなるか分からないけど、どんどんチャレンジするのがスポーツの良いところだよね」と返した。
その上で、川崎は「僕はスポーツには人間が携わって欲しい。人間がやるからドラマが生まれるし、誤審も含めていわばエンターテイメント。勝負にこだわる気持ちは分かるけど、それだけではないドラマがスポーツにはあると、子どもたちには分かって欲しいな」と熱弁。また、「僕は審判と世間話をしたいタイプ。AIはそれをしてくれない!(笑)」と語り、笑いを誘った。