カモメに食べ物を盗られないようにするには…「睨む」が効果的

8/7 23:10 掲載
カモメに食べ物を盗られないようにするには…「睨む」が効果的

カモメに食べ物を盗られないようにする一番の方法は「睨む」ことだという。

魚を盗ったり、その糞などで害鳥としても知られるカモメだが、睨みつけることで、サンドイッチやポテトチップスのつまみ食いを防ぐことが可能だという研究結果が明らかになった。

英サセックス大学で動物行動学を専門とするポール・グラハム教授はこう話す。

「盗みをはたらく動物は盗む相手の注意を意識します」
「空中にいる鳥に襲われる心配がある場合、その鳥をじっと見て指差すだけで、向かって来なくなります」

今回の研究結果は、英エクセター大学の先行研究、カモメは監視されていない方がエサを取るのが早いという結果を裏付けるものとなった。同大学の研究で、ポテトチップスの袋を地面に置き、人々が見ていた場合、カモメがそれを食べ始めるのが21秒遅くなる結果となっていた。

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