“母親のスマートフォン使用”子供の言語発達に悪影響との新研究
7/2 01:22 掲載
母親のスマートフォン使用が、子供の言語発達に悪影響を与えているようだ。新たな研究で、スマホを使用中の母親は、子供たちへの話しかけが26%減少していることが判明した。
米テキサス大学オースティン校の研究チームは、16組の母親と乳幼児のペアに、1週間にわたり1万6000分以上のスマホ使用と音声データの同期を記録したところ、短時間のスマホを使用している時に、長時間の使用と比較し、母親の言葉の出力が26%減少していることがわかった。
メッセージ、通話、スクロール中に子供のニーズに同調するよう、専門家のカヤ・デ・バーバロ氏はこう話す。
「電話使用が母親の会話に与える影響は、短時間の電話使用が最も影響が強いということです」
「母親が携帯電話を1分から3分使用した場合、長時間の携帯電話使用と比較し発話がより減少する」
「理由としては長時間の携帯電話使用はビデオや電話のために使用している可能性が高いことが示唆されます」