「バービー」主演女優や監督がアカデミー賞候補ならず…ライアン・ゴズリング落胆

1/25 02:56 掲載
「バービー」主演女優や監督がアカデミー賞候補ならず…ライアン・ゴズリング落胆

ライアン・ゴズリングが、マーゴット・ロビーやグレタ・ガーウィグ監督がアカデミー賞で功績を十分に認められなかったことに「落胆」したと語った。

「バービー」で助演男優賞候補に選出されたライアンが、共演のマーゴットが主演女優賞のノミネートを逃したほか、ガーウィグ監督が監督賞ノミネートを逃し、脚色賞の候補にしか入らなかったことを批判している。

ライアンは発表した声明の中、プラスチックの人形「ケン」役を演じたことでノミネートされたことは「非常なる名誉であり誇りに思う」としたものの、「バービーなしではケンは存在せず、歴史を作り、世界中で祝福されたこの映画の最大の立役者であるグレタ・ガーウィグとマーゴット・ロビーなしでは『バービー』映画はなかった」「彼女たちの才能、気概、類まれな能力なしで、この映画の誰か(の仕事を)評価するのは不可能だ。彼女たちがそれぞれの部門にノミネートされなかったことに落胆したというのは、控えめすぎる表現だ」「魂がなく、肌もあらわな、幸い股間のないいくつかの人形しかなかったところから、あらゆる困難を乗り越えて、彼女たちは私たちを笑わせ、心を痛ませ、文化を推し進め、歴史を作った。彼女たちの仕事は、それにとても値するほかのノミネート者とともに認識されるべきだ」と続けた。

このほか「バービー」は、作品賞をはじめ、アメリカ・フェレーラが助演女優賞、マーク・ロンソンとアンドリュー・ワイアットが「アイム・ジャスト・ケン」、ビリー・アイリッシュが「ホワット・ワズ・アイ・メイド・フォー?」でそれぞれ歌曲賞にノミネートされているほか、美術賞、衣装デザイン賞の候補に挙がるなど合計8ノミネートを果たしている。

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