古谷実の問題作「ヒミズ」が映画化決定、監督・脚本は“奇才”園子温。

4/18 03:38 掲載
古谷実の問題作「ヒミズ」が映画化決定、監督・脚本は“奇才”園子温。

「行け!稲中卓球部」などで知られるマンガ家・古谷実が、ギャグを封印して描いた問題作「ヒミズ」の映画化が決定した。公開は2012年を予定している。

「ヒミズ」は2001〜2003年に「週刊ヤングマガジン」に連載された"青春残酷物語"。「稲中」とは全く異なるテイストの、心理描写などに重きを置いた全体的に暗い作風で、連載当時ファンに大きな衝撃を与えた作品だ。

映画化でメガホンを執るのは、「自殺サークル」や「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」など海外でも高い評価を受ける"奇才"園子温監督。現在発売中のヤンマガには「原作は大好きで何回も読み返していました。実写で映画化する事は、大変な名誉であり、冒険だと思っています。この先の見えない不安な世界に住む若い主人公と一緒に、素晴らしい青春映画を作りたいと思います」とコメントを寄せている。

キャストはまだ発表されておらず、今後ヤンマガ誌上で発表していく予定。なお、製作プロダクションのステューディオ スリー(http://www.stu333.com/)は映画版のエキストラを募集している。気になる人はこちらも要チェックだ。

関連ニュース(映画)