赤西仁がハリウッドデビューへ、キアヌ主演「47RONIN」に出演決定。
歌手の赤西仁が、2012年冬の全世界公開に向けて製作が進められているハリウッド大作「47RONIN」に出演することがわかった。同作はキアヌ・リーブス主演の全編3Dアクション・ファンタジー映画で、日本の人気俳優もズラリと名を連ねている日米期待の作品だ。
「47RONIN」は、日本人なら誰もが知っている「忠臣蔵」をベースに、CMの演出などで名を馳せた新進気鋭のカール・リンシュ監督が初メガホンを執る作品。ストーリーは全く新しいオリジナルで、最新のCG技術を駆使し、製作費は2億ドル(約167億円)という大作だ。すでに3月にクランク・イン。現在はハンガリーが撮影が進められており、今後はロンドンや日本でも撮影を行う。
赤西は自ら「47RONIN」のオーディションに参加。得意の英語で積極的にアピールし、キアヌ・リーブスが演じるカイの親友で、大石内蔵助の息子役となる大石主税役を手にした。殺陣や乗馬のトレーニングを重ねる赤西の並々ならぬ役への情熱には、リンシュ監督も「主税役は彼しかいない」と絶賛するほどだ。
今回のハリウッドデビューについて赤西は「『47RONIN』という日本人にとって重要なテーマを扱った作品でハリウッド超大作、しかも3D作品に出演することになり、本当に興奮しています。キアヌほか素晴らしい俳優の方々と共演できること、そしてワールドワイドな作品を一緒に作り上げることに充実感を感じています。これからも自分の感性を研ぎ澄ませて、音楽も演技も世界でボーダレスに活躍できるように、自分のスタンスを崩さずに突き進んでいきたいと思っています」とコメントしている。
「47RONIN」の日本人キャストは、ほかに真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子などが出演する。