高橋宏、「総力戦」へアピール=五回途中まで力投―WBC
3/10 21:24 掲載
高橋宏が、準々決勝以降の登板をアピールする力投を見せた。WBC特別ルールの球数制限(1次リーグは65球)がある中で、五回2死まで投げて無失点。「ゼロに抑えることができてよかった」。単打を2本浴びたものの、持てる実力を示した。
最速156キロとボールは走り、変化球もさえていた。一回の4番チェルベンカとの対戦では、1ボール2ストライクから高め直球の力勝負で空振り三振。四回は先頭の3番フルプに四球を与えたものの、チェルベンカは低めに制球されたスプリットを打たせ、三ゴロ併殺打に仕留めた。
トーナメントとなる準々決勝以降の戦いに向け、井端監督は「当然、総力戦。負けたら終わり。投手はどんどんつぎ込んでいこうと思っている」と語っていた。日本は8日の試合を終えた時点で1次リーグC組の1位通過を決めていたが、チェコ戦は井端監督にとっては戦力を見極める貴重な実戦。出場選手には結果を求めていた。
昨秋の韓国との強化試合では、投球間の時間を制限する「ピッチクロック」に苦しむ場面もあったが、WBCに向けてしっかりと対応してきた。前回大会の優勝を知る23歳の存在は、連覇に不可欠だ。