波乱のレースでも冷静=アルペン・鈴木猛史、自信つかむ6位〔パラリンピック〕
3/7 22:32 掲載
3大会ぶりのメダルには届かなかったが、表情は明るかった。アルペンスキー男子(座位)の鈴木は、最初の種目の滑降で6位。メダル圏内まで約2秒差だったが、「頑張った方だと思う」と納得した。
コースは何度もジャンプ地点があり、転倒者が続出。パラリンピック6大会連続出場の37歳の鈴木でも「過去の大会で一番難しい」。その中で、鈴木は2年前から行うメンタルトレーニングの成果を発揮して冷静さを保った。
理想の滑りを頭で思い描いてからスタート。終盤のカーブでやや膨らんだが、それも攻めたからこそ。「苦手な高速系種目で、ここまで戦えるようになったのはうれしい」と自信を得た。
2014年ソチ大会の回転金メダリスト。平昌、北京両大会はメダルを逃し、今回に懸ける思いは強い。最大の目標は、得意の回転での金奪還。「同じように落ち着いてスタートできればいい」と笑顔だった。(時事)