思い出の地で大役=旗手の小川、活躍誓う―車いすカーリング混合ダブルス〔パラリンピック〕
3/7 07:20 掲載
思い出の地イタリアで、パラリンピックに挑む目標を実現させた。車いすカーリング混合ダブルスの小川亜希(チーム中島)は、「こつこつ続けてきたことが今につながった」と実感を込める。4人制で出場した2010年バンクーバー大会以来16年ぶりの舞台では、日本選手団の顔となる旗手に。「日本選手の勝利を願い、旗を掲げる」。映像での参加というユニークな演出となった開会式。笑顔で旗を振った。
昔からスポーツが得意で、体を動かすことが好きだった。03年、スキー中の事故で車いす生活に。リハビリ中、友人の勧めで長野県軽井沢町にカーリングの試合を見に行ったことがきっかけで、競技への扉が開いた。
徐々に魅力に引き込まれ、車いすカーリングが新競技として採用された06年トリノ・パラリンピックを現地で観戦した。「選手が格好良くて、試合が本当に面白くて」。10年大会は4人制の補欠メンバー。その後も技術を磨き、16年後に新採用となった混合ダブルスで自ら出場権をつかみ、今度は選手としてイタリアに戻ってきた。
4日に始まった1次リーグは、ここまで2勝2敗。「(歴代の旗手を)格好いいなと思って見てきた。自分もそういう気持ちを持ってもらえるように頑張りたい」。世界選手権金メダルペアとして、頂点を目指す。(時事)