「完全アウェー」で冷静に=「一般人」中島が貢献―カーリング混合複〔パラリンピック〕

3/6 21:24 掲載
「完全アウェー」で冷静に=「一般人」中島が貢献―カーリング混合複〔パラリンピック〕

地元の子どもたちが「イタリア!」と応援する完全アウェーの中で小川、中島組が競り勝った。精度の高いドローショットで貢献した61歳の中島は「五分に戻せた。また頑張れる」。柔和な表情で喜んだ。


前半で5―1とリードしたが氷の変化に苦戦し、第7エンドで同点に。それでも昨年の世界選手権を制した合計111歳のベテランコンビは冷静だった。第8エンド。中島がしっかり円心付近に置き、最終5投目に小川が絶妙なショットを決めて十数センチの差で勝ち切った。


中島は23歳の時に事故で脊髄を損傷。2010年バンクーバー大会には小川と一緒に4人制に出場した。その後、結果が出ない間も競技を続けてきたのは「健常者と一緒にできる車いすカーリングを知ってほしい」との気持ちがあったからだ。「立派なアスリートではない一般人」と謙遜するが、競技普及の好機である今回への思いは強く、海外の大会などで腕を磨いてきた。


全勝の中国を除けば、2勝2敗に5チームが並ぶ大混戦。小川は「一戦一戦が大事になる」と1次リーグの残り3試合を見据えた。(時事)






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