安青錦、狙う2場所通過=壁となれるか両横綱―大相撲春場所
3/6 17:03 掲載
大相撲春場所は8日にエディオンアリーナ大阪で初日を迎える。一番の注目は、新大関の初場所で2度目の優勝を果たし、早々と綱とりに挑む安青錦。巻き返しを期す大の里と豊昇龍の両横綱と賜杯を争う白熱した展開が期待される。
安青錦は順調に仕上げた。巡業がなかった2月はジムに通い、大阪入り後は、荒汐部屋などで精力的に出稽古。過去4戦全敗と歯が立たない大の里撃破が昇進のカギを握るが、「誰とやるかは気にしていない」と余分な力は入っていない。昭和以降では双葉山と照国しかいない2場所での大関通過が懸かる。取りこぼしなく終盤戦を迎えることが必須条件だ。
大の里と豊昇龍は負傷の影響もあって先場所はいずれも10勝5敗。ともに今場所前は着実に稽古を重ねており、状態は上向いている。本来の相撲で館内を沸かせ、安青錦の壁になりたい。
大関琴桜は、この1年以上精彩を欠いており、体を生かして前に出る取り口を取り戻せるか。大関再昇進を目指す関脇霧島は、優勝に絡む成績を残せばその足場になる。
6場所連続で三役在位の高安、実力者の小結若元春らも賜杯争いに絡めば面白い。師匠の暴力問題で揺れる伊勢ケ浜勢は、新小結熱海富士が初日、二日目と横綱に挑戦。伸び盛りの義ノ富士は三役昇進が目標となる。