大みそかは築地本願寺で“ホットミルクお振舞い”、年末年始の牛乳の消費拡大目的に
12/25 01:10 掲載
協同乳業は12月31日、全国農業協同組合連合会と連携し、年末年始における牛乳の消費拡大を目的に、築地本願寺の年越しイベント「除夜のつどい」にて、ホットミルクのお振舞いを実施する。
冬から春にかけては生乳の生産量が増える一方、冬場は牛乳の需要が減少。特に年末年始は特別料理が多く、家庭での牛乳消費が落ちる上に、冬休みによる学校給食の休止や、一部量販店の正月三が日の休業も重なり、年間で最も牛乳の消費量が少なくなる。
牛は生き物であるため毎日の搾乳が必要で、需要が減ったからといって急に生産量を減らすことはできず、夏の需要期を含め、年間を通じて牛乳を安定して手に取れるようにするためには、冬の消費減少を食い止めることが大切だ。
そこで、年末年始の生乳需給が緩和する時期に合わせ、サステナブルの観点から国内の生乳消費を支援する取り組みとして、築地本願寺では2023年から年越しイベント「除夜のつどい」にて、農協牛乳を使用したホットミルクの振る舞いを実施している(※今年で3年目)。
当日は農協牛乳を使用したホットミルクと、農協牛乳で作ったコーンスープのお振舞いを実施。行列で冷えた体を旬の牛乳でつくるホットミルクが温める(※予定数に達し次第終了/12月31日21時〜)。