エミネムの“未発表”楽曲、20年以上の時を経てストリーミングで初公開

8/29 02:58 掲載
エミネムの“未発表”楽曲、20年以上の時を経てストリーミングで初公開

エミネムの未発表楽曲「エブリバディーズ・ルッキング・アット・ミー」が、ついにストリーミングで初公開された。この楽曲は、エミネム自身がプロデュースした新作ドキュメンタリー「STANS」の公式サウンドトラックに収録されている。

プロデュースを手がけたのは、長年の盟友ドクター・ドレー。冒頭には2002年のファンクマスター・フレックスによるフリースタイル音源が使用されており、ファンを「ザ・エミネム・ショウ」時代の荒々しいエネルギーへと引き戻す。かねてより同アルバムの未収録曲と噂されていたこの楽曲は、「ザ・キス」の要素を取り入れており、当初は2002年のリリースを予定していた可能性もある。20年以上の時を経て、ついに完全版が公開され、ドレーの重厚なプロダクションとエミネムの率直な言葉で、名声や世間の視線、セレブとしての混沌を描いている。

このリリースは、ドキュメンタリー「STANS」の全米配信開始と同時に行われた。同作は、エミネムの熱狂的なファン文化の影響を探る内容となっている。サウンドトラックには「ノット・アフレイド」や「スタン feat. ダイド」などの代表曲に加え、貴重な未発表音源も収録されている。

映画では、エミネム自身の語りに加え、エド・シーランやドレーなど著名人の証言を通じて、エミネムのキャリアとファンとの関係が描かれている。

関連ニュース(芸能・音楽)