コロコロコミック、“100年に一度の大発見”国宝「金錯銘鉄剣」所蔵の博物館とコラボ
7/3 16:37 掲載

マンガ誌「月刊コロコロコミック」は、埼玉(さきたま)古墳群の稲荷山古墳から出土した国宝「金錯銘鉄剣」(きんさくめいてっけん)を所蔵する埼玉県行田市の博物館「埼玉県立さきたま史跡の博物館」とコラボ。「さきたま史跡の博物館×コロコロコミックコラボクイズラリー」を開催している。期間は7月31日まで。
このコラボは、さきたま史跡の博物館の「鉄剣月間」に合わせて行われるもの。「鉄剣月間」は、同博物館が所蔵する、日本古代史を塗り替える「100年に一度の大発見」として名高い国宝「金錯銘鉄剣」に刻まれた「辛亥年七月」の文字にちなんで、毎年7月に複数の特別企画を行う情報発信強化月間だ。
今回は特別企画の一つを「コロコロコミック」がプロデュース。子どもたちが埼玉古墳群について楽しみながら学ぶ機会を創出するべく、でんじゃらすじーさんやベベベベベイビーなどの人気キャラクターが5つのクイズを出題するクイズラリー企画を実施している。。「国宝展示室」内に隠されたヒントを手掛かりに答えていき、全問正解すれば、ここでしか手に入らないコラボ限定ステッカーをプレゼントするという企画だ。
「コロコロコミック」の小林浩一副編集長は「今回、埼玉県立さきたま史跡の博物館とのコラボレーションにより、『鉄剣』という日本古代史の貴重な国宝をテーマに、遊びながら学べる体験をお届けできることを大変嬉しく思います。子どもたちに親しまれているキャラクターとともに、歴史に触れ、興味を持つきっかけになることを願っています。この取り組みが、未来の好奇心と学びの扉を開く、ひとつの『冒険』になることを期待しています」とコメントしている。