ブラッド・ピット、初めての映画で“勝手にセリフ追加”クビになりかける
6/30 04:24 掲載

ブラッド・ピット(61歳)は、エキストラとして初めて出演した映画でクビになりかけたという。
1987年公開の「ノーマンズ・ランド」にクレジットこそないものの、ウェイター役で出演したブラッド。映画俳優組合(SAG)の会員になろうと、シャンパンを注ぐシーンで勝手にセリフを追加し、スタッフの不評を買ったそうだ。
ダックス・シェパードのポッドキャスト「アームチェア・エキスパート」に登場したブラッドはこう明かす。
「レストランのシーンさ。主な登場人物はチャーリー・シーンとD・B・スウィーニーで他にも自分が気づかないたくさんの俳優が出てくる。僕はウェイターでシャンパンを運び注ぐ役。やり方を教わったよ。注いで、回して、拭くというね」
そしてSAGカードを入手するため、シーンの中で話すことに決めたという。
「当時はどうやってSAGカードを手に入れるかだった。あのカードがないと仕事にありつけない、けど仕事がないとカードはもらえない。二律背反だったわけで」
「皆バカみたいにシーンの撮影をしていた」
「僕は最後の俳優のところに行き、彼女は下っ端に見えたんだ。おそらくね。僕は彼女にシャンパンを注ぎ、『他に何か要りますか?』って話しかけ、『カット!カット!カット!』ってなった」
「ファーストADが駆け寄ってきて、『お前もう一度やったら、ここから出て行け』って。あれは残念な一夜だったな」
そんなブラッドは先日、若い頃の自分に会ったら何を言うかと聞かれ、「『己を信じろ』だ」と答えていた。