“デリケートエリア”のケア事情、約4割が「悩みがある」

6/25 09:43 掲載
“デリケートエリア”のケア事情、約4割が「悩みがある」

石澤研究所は6月24日、気になるケア事情を探るべく実施した、「デリケートエリア」に関する意識調査の結果を公表した。

調査ではまず、「現在デリケートエリアに関する悩みはありますか?」と質問。これに約4割が「デリケートエリアに関する悩みがある」と答えた。そこで、悩みがあると答えた人に、悩みの種類を聞いたところ、「かゆみ」(65.5%)、「におい」(61.3%)、「ムレ」(57.5%)、「黒ずみ」(37.5%)、「乾燥」(16.3%)と続いた。

次に、「デリケートエリアの悩みについて誰かに相談したことはありますか?」とたずねたところ、87.2%が「いいえ」と回答。なかなか人に相談できないと感じている人が多いようだ。

具体的になぜ相談できないのか、「いいえ」と回答した人にさらにたずねると、「恥ずかしいから」「人に相談することではないと思うから」「誰に相談すればいいのか分からないから」「相談しても解決しないと思うから」「お金がかかるから」との回答が寄せられた。

ただ、一方で、相談した人の多くは「相談してよかった」と感じているようで、「デリケートエリアの悩みを相談してよかったと思いますか?」との質問に、73.9%が「とてもそう思う」「そう思う」と回答。「あまりそう思わない」は17.4%、「思わない」は8.7%だった。  

また、デリケートエリアのケアを始めたきっかけをたずねたところ、「におい」「かゆみ」「ムレ・蒸れる」などの不快感をきっかけにケアを始めたという回答が多く、具体的なケア方法としては「デリケートエリア用のソープを使用する」「保湿ケアをする」「通気性の高い下着を選ぶ」が上位に。

デリケートエリア用のソープを選ぶ際に重視することとしては、1位「肌へのやさしさ」(76.2%)、2位「使い心地の良さ」(71.4%)、3位「コストパフォーマンスの良さ」(61.9%)、4位「洗い上がりの爽快感」(52.4%)、5位「成分」(47.6%)の順となった。

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