マイケル・ジャクソン、“外見や整形に執着”の背景に父親から受けた侮辱
6/24 02:48 掲載

マイケル・ジャクソンが外見や整形に執着するようになった背景には、幼少期に父ジョー・ジャクソンから受けた侮辱があったという。元弁護士ジョン・メイソンが新著「Crazy Lucky」で明かしている。
メイソン氏によれば、マイケルは幼い頃に父から「鼻が大きい」と言われたことが強く心に残り、それが外見への強迫観念の始まりだったという。1970年代にジャクソン・ファミリーがモータウンからエピック・レコードへ移籍する際に関わった同氏は、当時のマイケルが受けた心理的負担についても詳述。「6歳で働き始めたマイケルは、初ステージ後も父から歌やダンスを褒められることはなかった」と語っている。
また、ジョー・ジャクソンの厳格すぎる教育方針にも言及。「リハーサルでは常にベルトを手にしていた」「握手の際は手を潰すように力を込めてきた」と、その威圧的な態度を振り返った。
マイケルは生前、鼻の整形は2回だけと主張していたが、変化し続ける容姿は長年にわたり憶測を呼んでいた。メイソン氏は「真の『美』を求める整形の旅は、幼少期の批判が種だった」と記している。
なお、マイケルは2009年、50歳で急性プロポフォール中毒により死去。主治医コンラッド・マーレーは2011年に過失致死罪で有罪判決を受けた。