NewJeansの“専属契約解除”求めた訴えを棄却、判決受けADORが声明発表

6/20 03:10 掲載
NewJeansの“専属契約解除”求めた訴えを棄却、判決受けADORが声明発表

K-POPガールズグループ・NewJeans(ミンジ、ハンニ、ダニエル、ヘリン、ヘイン)が、レコードレーベル・ADORとの専属契約の解除を求めていた控訴審で、ソウル高等法院は6月18日、グループ側の訴えを棄却した。

これにより、メンバーはADORとの契約を引き続き遵守し、同社の同意なしにソロ活動を行った場合は罰則の対象となる可能性がある。

ADOR(HYBE傘下)は判決を受けて声明を発表。

「裁判所の判断に心より感謝いたします。この判決が、メンバーたちがNewJeansとしての本来の地位に戻り、活動を再開する契機となることを願っています。来月にデビュー3周年を迎えるにあたり、ADORは今後もメンバーの成長と成功を全面的に支援してまいります」

また同社は「広告主を含む第三者への混乱や損害を防ぐために、この決定が下された」とし、「法的手続きを経ずに専属契約を一方的に解除し、独自に活動を行うことは、エンターテインメント業界への投資を阻害し、K-POP業界の不安定化を招く恐れがあります」との見解も示している。

NewJeansは2024年9月、ADORに対していじめやハラスメント、欺瞞行為があったと主張し、同年11月には契約解除を正式に要求。しかし、韓国雇用労働省はこれらの申し立てを証拠不十分として却下していた。

その後、グループは緊急記者会見を開き、ADORからの脱退を宣言。契約違反が是正されない場合は契約を解除すると警告したが、ADOR側は「契約を一方的に解除することはできない」として、契約の有効性を確認する訴訟を提起していた。

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