キム・カーダシアン、監禁され14億円相当の宝石盗まれた強盗事件の首謀者を「許す」
5/15 04:48 掲載

キム・カーダシアン(44歳)が、パリで起こった強盗事件の首謀者を「許す」という。
「カーダシアン家のセレブな日常」で人気のキムは、2016年にフランスのホテルの部屋で監禁され、1000万ドル(約14億円)相当の宝石を盗まれていた。
強盗の際に、キムの顔に銃を突きつけた2人の男のうちの1人だとされている、視覚障害者のアオマール・アイト・ケダチェ被告から、逮捕直後に謝罪の手紙を受け取ったというキムは5月13日に行われた裁判でこう語っている。
「この経験は私の人生、そして家族の人生を変えました」
「故郷のアメリカでは司法制度の中で働いており、弁護士になりたいと思っています。そして、人々が正義を求めるために闘っています」
「手紙をいただいたことは受け止めています。本当に感謝しています。あなたを許します」
「でも、感情も、気持ちも、トラウマも、そして私の人生が変わったことも、何も変わりません」
口をテープで塞がれバスルームに閉じ込められた際、「絶対に死ぬと思った」と当時の心境を振り返ったキムは、裁判の短い休憩中、被告が書いたメモを受け取ったそうで、そこにはこう書かれていたという。
「あなたの許しは、私を啓発してくれた太陽の光です…永遠に感謝しています」
ケダチェ被告は、キムに「許し」を求めていたのではなく、自分がしたことをどれほど「後悔」しているかを知ってほしかったのだと主張した。
一方で、ケダチェ被告と共に犯行に及んだとされるユニス・アバス被告は、同犯罪の経験を記した著書を執筆しており、事件以来セラピーを受けながらトラウマに向き合ってきたというキムはその行為を「許しがたい」と非難した。