“米国の昼ドラ黄金時代を支えた名優”今年3月に亡くなっていた
5/13 04:23 掲載

"米国の昼ドラ黄金時代を支えた名優"米女優のデニース・アレクサンダーさんが、今年3月5日、85歳で逝去したことが明らかになった。
デニースさんは、「デイズ・オブ・アワ・ライブス」のスーザン・ハンター・マーティン役や「ジェネラル・ホスピタル」のレスリー・ウェバー役で知られ、長年にわたり米国の昼ドラ界に貢献してきた。
「ジェネラル・ホスピタル」のエグゼクティブ・プロデューサー、フランク・ヴァレンティーニは、デニースさんの死を悼み、「デニース・アレクサンダーは昼ドラ界の先駆者であり、昼間のテレビにおいて最初の女医の1人であったレスリー・ウェバー役として約50年にわたり演じてきました」「彼女と共に仕事をする機会を得たことを光栄に思います」と追悼の言葉を述べた。
デニースさんは1950年代にブロードウェイでデビューし、その後「トワイライト・ゾーン」などの番組に出演。1966年に「デイズ・オブ・アワ・ライブス」に加わり、800話以上に登場したほか、俳優・監督のリチャード・コラと出会い、2021年にリチャードが亡くなるまで40年以上連れ添った。
1973年から「ジェネラル・ホスピタル」に出演し、1984年に降板。その後、1996年に再登場し、2009年まで断続的に出演を続けた。2013年には番組の50周年記念回に登場し、最後の出演は2021年だった。
昼ドラの黄金時代を支えた名優の死に、多くのファンや関係者が別れを惜しんでいる。