“日本大好き”ニコラス・ケイジ、初参加「大阪コミコン2025」で大塚明夫とトーク

米俳優のニコラス・ケイジ(61歳)が、5月3日に開催された「大阪コミコン2025」2日目のセレブ・ステージに登壇。出演作の大半で吹替声優を務めてきた大塚明夫と共演を果たした。
この日、「リービング・ラスベガス」でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、「フェイス/オフ」「ナショナル・トレジャー」シリーズ、そしてマーベルの「ゴーストライダー」シリーズやDCの「ザ・フラッシュ」など数々の作品で知られるニコラス・ケイジが、同イベントのプレミアム・トークステージに登場。このステージのMCは、ニコラス出演作品の大半で吹替を務めてきた大塚明夫が担当した。
大塚が登場するや会場には大きな歓声が響き渡り、その後、ステージに迎えられたニコラスは上機嫌で自作の「うどんの歌」を披露。観客を沸かせた。
日本のコミコンへの初参加について問われたニコラスは「みなさんご存知のように、私は日本が大好きです。妻も日本人ですしね」と個人的な繋がりに言及。さらに「三池崇史監督や是枝裕和監督、坂元(裕二)、俳優でも役所(広司)のようなすばらしい映画人がいますね。日本を愛する立場として、今回は来日を果たせてとても嬉しいです」と、日本の映画人への敬意と、来日の喜びを語った。
また、これまでに出演した人気作品の続編の可能性に尋ねられると、「実は『フェイス/オフ』の続編についてはいろいろな話が飛び交っています」「『ナショナル・トレジャー』についても、実現は確実ではありませんが3作目の話があり、もしかしたらそろそろ脚本が手元に届くかもしれませんね」と語り、将来的な展開への期待をにじませた。
さらに最新作「スパイダーマン・ノワール」についても、スタジオから口止めされていると明かしつつ、 「『良い作品になります』ということは言えます。撮影現場では本当に楽しい時間を過ごせました」と述べ、観客の興味をかき立てた。