除夜の鐘が“騒音苦情”で中止に…EXIT兼近「いろんなものがなくなるって考えたら悲しい」

1/10 22:21 掲載
除夜の鐘が“騒音苦情”で中止に…EXIT兼近「いろんなものがなくなるって考えたら悲しい」

お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(33歳)が、1月9日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。除夜の鐘が騒音苦情で中止になったケースについて、「いろんなものがなくなるって考えたら悲しい」と語った。

番組はこの日、除夜の鐘の中止を知らせる張り紙を撮影した投稿がX(Twitter)上で注目を集めていることを紹介。関連するリプライとして「年越しの風物詩!後世に残すべき伝統」「心に染み入る鐘の音に耳を傾けるのが日本人」と中止に否定的な意見が寄せられた一方で、「立地によっては迷惑でしかない」「ただの夜中の騒音」と訴える声もあった。

りんたろー。は「除夜の鐘ってなんかエモい。大みそかにお寺に行く人は少ないのかな?」と疑問を浮かべ、兼近は「除夜の鐘を聞きたい人の声も聞かないとダメですよ!」とコメント。

また、兼近は「うるさいってクレームを入れた人が『自分の声で止められたんだ』って考えたら、どんどんエスカレートしていきそう。もっと意見していき、いろんなものがなくなっていくって考えたら悲しいですよ」と指摘した。

作家でジャーナリストの佐々木俊尚氏は「住民投票した方がいいんじゃない? 少数の人が大声で言っているだけのケースが多い。半径1キロの住民のうち何人が騒音を訴えているのか調べないで、意見に屈するのは良くない」と語り、エンジニアで起業家、作家の安野貴博氏は「中止したあとに、『やっぱり除夜の鐘をやって欲しい』という声を上げる人がどのくらいいるかですよね。やって欲しかったら、声を上げないといけない状況になっている」とコメントした。

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