「21世紀の最も偉大な俳優」デンゼル・ワシントン、洗礼受け“牧師への第一歩”踏み出す
12/25 07:02 掲載
デンゼル・ワシントンが洗礼を受け、牧師への第一歩を踏み出した。
米紙ニューヨーク・タイムズ選の「21世紀の最も偉大な俳優」(2020年)に選ばれたこともあるデンゼルは12月21日、ニューヨークのハーレム地区にあるケリー・テンプル・チャーチ・オブ・ゴッド・イン・クライストで行われた洗礼式に出席。自らの信仰への想いを語り、体を水に浸した。
米紙ニューヨーク・ポストによると、クリストファー・ブライアント大司教は、デンゼルがこう語ったと明かしたという。
「あと1週間で70歳になります。時間はかかりましたが、私はここにいます。もし(神が)私にこんなことができるなら、彼があなたにできないことは何もありません」
そして妻ポーレッタは「46年経った今でも、私は彼の隣に立っています。神のお導きです」「私はあなたをとても誇りに思っています。あなたは私たちの家の長であり、私たちの子供たちのために素晴らしい模範を示してくれました」と称賛の言葉を口にしたという。
1983年に結婚した夫妻は、ジョン(40歳)、カティア(37歳)、双子のオリヴィアとマルコム(33歳)と4人の子供をもうけた。
式の後、デンゼルは洗礼証明書と将来聖職に就くための牧師免許証を持って記念撮影を行った。
そんなデンゼルは最近、エスクァイア誌とのインタビューで自身の信仰について、こう語っている。
「私は、我が主であり、救世主である神様から与えられたもので、自分ができるベストを尽くしているんだ。私は恐れない」
「私は今自由なんだ。この街では(宗教は)話題にならない。ファッショナブルでもない。セクシーでもない。でも、ハリウッドの人たちが信じていないわけではないんだ」