オシャレな桐下駄「Geta」誕生、会津の桐下駄をモチーフに制作。
8/9 05:01 掲載
経産省主催のイベント「福島まごころフェスタ」(2012年8月開催)で、クリエーターSUZUKIKE(スズキケ)がファッショナブルな桐下駄「Geta」を制作し、8月8日より、オンラインストアで販売を開始した。価格は21,000円(税別)から。
今回制作した「Geta」は、「福島まごころフェスタ」内の「福島見聞隊レポート」という企画から生まれた商品。華道家の假屋崎省吾や料理研究家の森崎友紀、クリエーターSUZUKIKE、写真家のテラウチマサトらが、それぞれ"福島"をテーマに作品を発表したプロジェクトで、SUZUKIKEは福島県会津地方が誇る桐下駄をモチーフに選び、新たなデザインを提案。現地の職人の協力を経て現代版ともいえる桐下駄を制作した。
完成した「Geta」は、真っ黒な下駄、ピンク色の下駄、毛皮付きの下駄、スタッズ付きの下駄など、個性豊かなラインアップ。ファッションやスポーツなど、現代のライフスタイルに合わせた、オシャレな下駄に仕上がっている。
SUZUKIKEは鈴木洋平、川越亮、宮村洋一によるデザインラボ。東京から世界へ向け、空間、家具、プロダクト、グラフィックを中心に「驚き」や「楽しさ」を発信している。2011年には、鳴子のこけし職人・岡崎斉一氏とのコラボレーションにより、こけしの、こけしによる、こけしのためのブランド「COKESHI」を発表した。