“母親の妊娠中の食生活”が子供の顔に影響

3/29 05:43 掲載
“母親の妊娠中の食生活”が子供の顔に影響

母親の妊娠中の食生活が、子供の顔に影響を与えるという。

頭蓋骨の形や鼻の軟骨の量といった外見の相違が、胎内で与えられた栄養に影響を受けた遺伝子によって決まることがわかった。

mTORC1という遺伝子は多くのたんぱく質が消費されることでより活発となり、赤ちゃんの鼻の長さや、鼻の穴の幅が微調整されるそうだ。

家族間の見た目の違いの理由については長年、専門家の間で意見が分かれていたが、現在は妊娠中の母親の食生活が重要な役割を果たすことがわかってきた。

研究誌ネイチャー・コミュニケーションズにはこう記載されている。

「タンパク質レベルの調整がmTORC1の活動を規制することがわかりました。胚の頭蓋顔面の特徴を微妙ながら確実に変化させることとなります」

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