森のキノコたち、“おしゃべり”してる可能性

4/8 03:39 掲載
森のキノコたち、“おしゃべり”してる可能性

キノコたちは、お互いおしゃべりをしているという。

キノコ専門家らによると、最大50もの単語を駆使し、天気やこれから起こり得る危険についての話に花を咲かせたり、他の種に「ここは自分の領域だから後ろに下がれ」と伝えている可能性もあるそうだ。

今回の研究では、4種類のキノコの電気活動のパターンを分析。根にあたる菌糸体を通じて行われる会話が始まると、その波形が急上昇した。

英ブリストルにある西イングランド大学のアンドリュー・アダマツキー教授によると、キノコの言葉の平均は5.97文字で、4.8文字の英語よりも複雑なものだという。王立学会のオープンサイエンス誌で、アダマツキー教授はこう話している。

「電気活動が、キノコのコミュニケーションだと仮定すると、キノコの言葉の長さは人間の言語と呼応することがわかりました」
「そのボキャブラリーは最大50単語、しかし頻度の高い単語は15から20単語の間となっていることがわかりました」

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