巣に迫る火と煙、卵をあたため続けたコウノトリ

5/16 14:19 掲載
巣に迫る火と煙、卵をあたため続けたコウノトリ

絶滅危惧種のコウノトリが、大きな火事の中生き残り、無事に雛が孵った動画が注目を集めている。

シベリアン・タイムズによると、絶滅危惧種のコウノトリが巣を作っていたアムール川流域の草原で、大規模な火事が発生。動画では、金属製の送電塔に巣を作り、卵をあたためていたコウノトリが、直下に近づいてくる火と煙に慌てているかのような仕草を見せ始める。

じわじわと広がっていく火事は結局70分以上も燃え広がっていったが、鉄塔の上、高所にあった巣は焼け落ちることもなく、火事のあと数日してから元気な雛が4羽孵ったと伝えられている。

ネットでは「逃げたくなっただろうにずっと守ってたね」「感動的だ」「美しい動画だよ」「奇跡だ!」といった声が上がっている。

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