“ブラックパンサー”俳優、信長に仕えた黒人侍役

5/9 13:37 掲載
“ブラックパンサー”俳優、信長に仕えた黒人侍役

チャドウィック・ボーズマンが、戦国時代をテーマにした新作「弥助」で主演を務めるようだ。ブラックパンサーとして世界を魅了したチャドウィックは、16世紀の日本を舞台にした新作で、アジア系でない唯一の侍と言われるタイトルロールを演じるだけでなく、製作も兼任する。

「ナルコス」のクリエイターの1人としても知られるダグ・ミロが手掛けた脚本では、1579年にイエズス会のイタリア人巡察師と共に渡来したポルトガル領モザンビーク出身の召使であった弥助が、織田信長に仕えるに至る姿が描かれる。

この新作にあたり、チャドウィックは声明でこう意気込みを語った。

「弥助の伝説は、世界で知られていない重要な歴史であるというだけでなく、非アジア系で侍になった唯一の人物です。ただのアクション映画というだけでなく、文化的な出来事や交流であり、参加できることをとても嬉しく思います」

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