TDSの“大きなクジラ”の秘密、口を開けてゲストを迎える理由は?

1/30 14:52 掲載
TDSの“大きなクジラ”の秘密、口を開けてゲストを迎える理由は?

東京ディズニーシーの"人魚姫アリエルと仲間たちのゆかいな海底王国"マーメイドラグーンでは、大きく口を開けたクジラがゲストを出迎えてくれる。このクジラ、なぜ口を開けているのか、その理由をご存知だろうか。

――ある日のこと。ディズニー映画「リトル・マーメイド」の主人公、人魚姫アリエルの父親であり、海の王でもあるキング・トリトンは、「人間のゲストのために、みなで特別な体験を創り出すのだ!」と、海の中に楽しくて愉快な「マーメイドラグーン」を造ろうと決めた。

のんびり屋で心優しいスリーピーホエールも、このアイディアに大賛成。自分にも何かできることはないか考えた結果、昼寝が大好きな彼女ならではアイディアが閃いた。それは昼寝をしながらでないとできない、ちょっと驚きの内容。彼女は、かつて海で飲み込んだ木箱などにさまざまな品物を並べ、なんと自分の身体の中に「スリーピーホエール・ショップ」を開店し、人間のゲストにマーメイドラグーンを訪れた記念の品を買ってもらえるようにしたのだ。自分の身体を使ってお店を開くとは……まさに"粋"。

大きく開いた口から店内に入ると、中はクジラの肋骨が支柱のように連なっている。そして、グッズが並べられた棚をよく見ると……。手漕ぎボートや貨物箱など、実際に彼女が飲み込んださまざまな物を使って組み立てられていることがわかる。

ちなみに、普段は目を閉じて眠っているスリーピーホエールだが、ときどきまどろみながら、まぶたを開けたり閉じたり。彼女の瞳、とてもきれいな色をしているのだが、何色なのかは見てのお楽しみ。パークを訪れた際は、チェックしてみてはいかが?

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